寒蘭
華やかさが特徴の洋蘭に対し、高潔な気品とわびさびを感じさせる佇まいが東洋蘭の特徴だといえます。とりわけ東洋蘭はその多くが原種の持つ自然味を伝統として今に伝え、多くの中から選別された銘品(しかるべき連合会や協会で認定)が趣味者に愛培さています。
デジ画の土佐寒蘭「武陵」は高知県宿毛市西谷山で発見され、原品種は昭和8年に登録された古い品種です。西谷山は日本でも有数の寒蘭産地で、多くの寒蘭が高知市にある牧野富太郎植物園などで栽培保管され、展示会も開かれています。「武陵」は類似品種も多く、命名された武陵はきわめて少ないとされていて、デジ画のものが命名された品種かどうかは分かりません。ただ、北陸富山はかなり古くからしっかりとした先輩たちが守り育ててきた寒蘭が多く、ヒョッとすると本物かも知れません。寒蘭は「花良し、匂い良し、葉姿良し」の三拍子揃った日本産野生蘭の王様と表現する人もいるほどです。
富山県愛蘭会「第31回寒蘭と春蘭柄物展示会」は富山市の北山ナーセリー展示会場で来たる11月23日(日)午前10時から午後3時頃まで開催されます。日本各地で寒蘭の展示会が今を盛りと開催されております。是非一度お出かけになられては・・・・・・・。
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コメント
寒蘭もいいですよね。
羨ましい。
名古屋市内でも各地で小ぢんまりと寒蘭展が開催されていて、
ほぼすべて見て回っています。
しかし、管理がずさんなものが多く見受けられ、少々残念な気持ちになりました。
ひどいバイラス株が平気で並んでいたりします。
見る人も少なく、ほんとに細々とやっている感じです。
大衆に人気を博す分野ではないにしろ、ちょっと寂しいですね。
20代~30代の人がもっと春蘭・寒蘭に興味を持ってくれればいいのに。
投稿: kaicho | 2008年11月19日 (水) 16時34分
西日本を中心に「寒蘭ブーム」が席巻したのはかなり昔の話、地方によっては「バイラス」も知らない年配の方が、ずさんな管理のまま寒蘭や春蘭を育てていることがよくあります。そんなわけで、中国蘭や寒蘭などの古い品種を買い求めるときは、注意が必要です。素人のネットオークションものも尚更のこと注意が必要です。「蘭は人を見て買え」の古い言葉は今も生きているんです。人の影も見えないネット販売は要注意なのであります。
投稿: 蘭翁 | 2008年11月19日 (水) 17時43分
綺麗ですね~。
控えめに気高く美しい。
なんだが背筋がピンと伸びるような気がします。
「寒い、寒い。」と言っている私など、恥ずかしくなります。
修行を積まなくては・・・・・
投稿: kyoko | 2008年11月20日 (木) 20時01分
>綺麗ですね・・・
加えて、何ともいえない芳香があります。
蘭翁も蘭舎で「寒い・寒い」と言ってます。ご安心を
投稿: 蘭翁 | 2008年11月21日 (金) 00時22分